ベビーモールって何?
 ベビーモール特殊取付管工法
何が「特殊」? ここに来る途中、あなたはへろへろなを見たことでしょう。
あの図の中で、家から地下の下水管に伸びてる下水管がありましたね、
あれを枝管といいます(ちなみに繋がってる太いのは本管)。
あの枝管を本管に取付ける工事を取付管工法と言います。
で、ベビーモールでは、それを特殊にやります。
詳しくは下へ。
だから、どう特殊なの ではまず、地下の本管に向けて枝管を推進していくとしましょう。
困ってしまうのはその接続部分ですね。


まぁ、接続部だけ掘り返して人が入ってもいいんですが、やっぱりそう簡単
には掘り返させては貰えませんよね、あとはパイプの中に入って行って
接続の作業をしてくるかしか無い訳です(少なくとも私はイヤですね)。

さてそこでいよいよ特殊取付管工法の登場となる訳です。
ベビーモール特殊取付管工法では、この問題を解決するために本管(この
場合は既設管と呼びます)の接続部をくり抜いて持ってきてしまいます。
手順としてはまず削進鋼管を既設管に少しめり込ませておいて、その中を
きれいに掃除します(めり込ますのは止水のためです)。

そして既設管の壁(コアー)をくり抜くコアー抜き装置を降ろしてコアーを
取ってきます。

このくり貫いた既設管の壁(コアーと呼びます)を見ると接続部分の角度や
様子が手に取るように(実際手に取ってますが)分かるのです。
そこでこのコアーを元にして、ちょうど雌型を作るように接続部のソケットを
加工してから差し込んでやる訳です(あ、接着剤塗ってからです)。

この方法ではすべて地上から作業ができるので地面を掘り返すことなく、
そしてあなたも私もパイプの中に潜ったりしないで作業ができるわけです。
この掘り返さずに全て地上から作業が出来るという点が特殊なんです。

ちなみにこの工法は特許をとっています(いいでしょ)。